【イベント報告】DXはシステムの技術だけではない。組織と仕事の仕方をどうかえるかだ。
先日海野社長の講演を司会させて頂きました。久しぶりにZoomでお会いしましたが、非常にパワフルな講演内容でした。タイトルは「DXはシステムの技術だけではない。組織と仕事の仕方をどうかえるかだ。」でした。
いろんな示唆を受ける内容でしたが、私が刺激を受けたポイントは下記の3点です。
1.Think Straight, Talk Straight
地道に課題を解決するために、現場に対して課題を突き詰めて考えることが求められる。ある企業での研修の実現の為に、研修を50人の女性に任せて大成功した事例などの紹介もあった。企業によって、状況や課題が違うことでした。一律にシステムを入れても失敗することなども示唆していました。
2.ワクワクすること
海野氏は20代のころは仕事がワクワクして、布団で寝たことがないというくらい仕事熱心にしていたという話がありました。トップ主導でDXを推進したとしても、仕事自体が楽しくなければ実現できないと感じました。「目標設定」「組織の心理的安全性」「」等がキーワードでしょうか。
3.日本では中国のようなDXは参考にならない
縦割り組織による阻害要因、個人データの活用ができないことによる限界等です。日本含めてHUAWEIのスマホを禁止しているのは12か国程度しかないため、HUAWEIを活用するかどうかによっても変わってくること
所感としては、デジタル技術は前からあった技術も多いので、人のやる気がすべてであると思いました。(トップ、ミドル層含めて)
その他気になる情報としては
- ブロックチェーンの活用をしてシステム導入すること(リスク分散で確固たるセキュリティが確立できる
- ルンバや電気自動車による情報収集による次の産業への応用(産業の垣根がないこと、家の形、利用者プロファイル、ほこりがたまる場所等
- 日本人は本来人の話を聞く国民性があったが戦後の教育がダメにした(禅の精神)
- デジタル田園都市都市構想
等
たくさんのノウハウをお持ちの為、たくさんのことを語って頂き、時間も足りなかったくらいです。次回は英語での講演をお願いできればと思っています。