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MBAオンラインキャンパス 知の探索読書会で「世界標準の経営理論」を取り上げて読書会を実施致します。
第2回目は、10月9日(日)9時~10時です。
第5章 情報の経済学①
第6章 情報の経済学②(エージェンシー理論)
(ポーターVSバーニー論争に決着はついている)
自らの経験とキャリア、学びから意見交換をします。企業事例やケースのご紹介は歓迎です。
MBAのブラッシュアップにも繋がるので、国内・海外MBAの方は是非ご参加下さい。
またMBAに興味がある方、取得に意欲がある方は歓迎です!
司会運営サポートは、MBA卒業生で実施しています。
本書は、世界の主要な経営理論を体系化して、わかりやすく解説していますので、本書一冊あれば、ほぼすべての範囲の経営理論の全体像と仔細を体系的に学ぶことができます。
また本書は理論だけを解説しているだけではなく、その汎用性を検証する実証研究も紹介しています。
多くの章で、理論を検証した過去の有力な実証研究のリストを紹介していますので、自身の研究・調査するうえで参考になります。
なお本書で解説している経営理論は章単位で独立していますので、自分の知りたい、理解を深めたい理論の章だけを読んでも知見が得られる構造になっています。
そして、目次の直後にある「ビジネス現象と理論のマトリックス」を確認して、「戦略」「イノベーション」「人事」「アントレプレナーシップ」「ガバナンス」などのビジネス現象面から、自分の関心があるテーマを選んで、それに関わる理論を読み進めていくことも効果的です。
本書では、33の理論キーワードがどこかで取り上げられたり、触れられています。
これは、経営理論に特化した学術誌として最高峰に君臨する『アカデミー・オブ・マネジメント・レビュー(AMR)』の論文投稿用Webサイトの「理論」の項目に列記されている、キーワード42の理論の約8割になります。
なお、「所有者理論」「サーチ理論」「トーナメント理論」など、本書で取り上げていないAMRのキーワード9個は、経済学ではすでに確立している理論ではあるものの、経営学に「輸入」されている途上であるとして、意識して外しているようです。
一方、AMRのキーワード群では、学習や知識経営というキーワードに集約されているものを、本書では組織学習・イノベーションに関する一連の理論として、複数回にわたって解説しています。
さらに、AMRのキーワードではリストされていない「レッドクイーン理論」については、第32章に独立して解説しています。
この「レッドクイーン理論」は、「ある領域の競争を通じてライバルと切磋琢磨することが進化を促すものの、当該領域では進化しても他領域での競争や大きな環境変化にはむしろ対応できなくなる(ガラパゴス化)」という、日本企業がこれまで陥ってきた「共進化の罠」のメカニズムを明快に提示するもので、日本企業には耳の痛い、非常に興味深い理論で、「大変化の時代における本当の競争相手は誰なのか」を考えさせられます。
一方、経営理論を思考の軸として、さらに活用するための視座について、著者がビジネスパーソンに対して述べていることも、納得感があります。
本書は、820ページに及ぶ非常にボリュームある書籍ではありますが、世界の主要な経営理論の全体像と仔細を体系的に学ぶことができ、自身の知見を広げたり深めたりしたいとき、疑問に思ったり迷ったりしたときに、読み返すために側に置いておくべき一冊です。
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